日常の思い出をカタチにしてみたくなったので作ってみました。
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
静寂に
2007-10-16 Tue 18:46
その日は普通の日勤の日でした。
ふつうに仕事がはじまって、
朝は患者さんの体をきれいにすることから始まります。
私の受け持ちはたまたま介助しなきゃいけない人がいなくて、他のNsのヘルプに入ることに。
私「どこか入れるところありませんか」
先輩ナス「じゃあ○さんと●さんがあるんだけどどっちにはいる?好きなほうで。吸引とかしたいなら●さんはいれば?」
で私と先輩ナスさん二人で●さんの保清に入りました。

いつもどおり体を拭いてきれいにして心電図のシールをつけかえて着替えて全身に保湿クリームぬっておしりに床ずれができてないか見て吸引で痰をとって。
「この保湿クリームいいにおいだよね」なんか話したりしながら。

(あ、保湿クリームもうなくなりそう。ウェットティッシュももうなくなりそうだし、液体石鹸もそろそろなくなりそうだな)
とかおもいながら9時半に部屋を出た。
いつもどおりの朝。

他の患者さんのところいったりうろうろして9時50分にステーションにもどると同期の子が
「●さんあぶないよ。ホラみて。」
ステーションにおいてある心電図モニターみると・・・心電図の波形が素人の私見ても明らかにおかしい・・・SPO2が70までさがってる・・脈が42・・

しばらくすると家族がぞろぞろ部屋にはいっていった。

11時前 またモニターみると SPO2が50・・脈20( ゜゜ )

そこで先輩ナスがステーションのモニターを切った。

11時すぎ先生がステーションから電話
「●さんなくなったから、うん はい おねがいね」

あぁ・・・そうか。亡くなったのか。そうだよね。もうターミナルだったしね・・それにしてもつい2時間前までは普通だったのに。
普通に体ふいて 保湿クリームぬってたのに;;

なんて考えながら あの人トイレにつれていってたなあ。車椅子で座ってるの好きだったよな 話しもしたなー とか思い出されてきた。

その日は月曜で週明けで、普段なら超忙しいはずなのになぜかすることが何もなかった。なので●さんの受け持ちナスさんに死後処置のとき一緒にさせてもらった。

ぜんぜんちがうのね。顔が。色も。まだあったかいんだけど。
さっきまで生きてたんだよねぇ。

何事もなかったかのように病棟の時間はすぎてく。
あたまいたいようーってわざわざステーションまでいいにくる患者がいる。車椅子にすわって、お昼ご飯をまってる患者がいる。
いつもと同じ風景。
●さんの部屋を除いて。

いつのまにか●さんは部屋からいなくなってて、
霊安室に最後みんなであいさつしにいった。
家族のひとが「どうもお世話になりました。本当にありがとうございました。」って。
ちょっとぐっときたね;3;声だせなかったよ。

パソコンに表示されてる患者の名前の横に「退院」と書かれていた。

そして何事もなく一日の仕事が終わる。何事もなかったように。
静かに、静かに時間はすぎていった

私が働きだしてなくなった患者さんは初めてだった。
当たり前だけどこのまま働くとこういう機会もふえていくんだろう。
死ぬってことについて考えさせられるね。
スポンサーサイト
別窓 | 私生活 | コメント:2 | トラックバック:0 | top↑
<<結婚式 | ネトゲスパイラルに堕ちてゆく女 | こっそりひっそり151>>
この記事のコメント
ほんとに考えさせられるな。

素敵な日記ありがとう。
2007-10-18 Thu 02:53 | URL | はげ #-[ 内容変更]
なんだかなー文章書くの苦手><言葉足らずで全然伝え切れてないけど・・・
ちょっとでも伝わったならよかったですぉ
2007-10-20 Sat 05:02 | URL | まつみ #NkOZRVVI[ 内容変更]
top↑
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
top↑
| ネトゲスパイラルに堕ちてゆく女 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。